【エンパイアステートビル、今年で90歳!】
ニューヨークを代表するビル且つ、定番観光スポットでもあるエンパイアステートビル。ビルの名前、エンパイアステートはニューヨーク州の別名(Empire State)でもあり、まさにニューヨークを象徴するビルとも言えます。
このエンパイアステートビル、今年で何と生誕90年を迎えます。完成したのは1931年5月1日。1929年 世界恐慌後にも関わらず、1年と45日で工事を終え102階建て(約400m)のビルを完成させたことが驚きの事実として今も伝えられています。
せっかく建てたビルもその後テナントが埋まらず、Empty Building(空っぽのビル)と皮肉交じりな呼ばれ方もされていました。
観光客に人気なのが、86階と102階の展望台。混雑するときは、展望台に辿り着くまでに3時間並ぶなんてことも。展望台から見る景色は格別です。視界がよいときは、約100km先まで見渡せる程。
外から眺めるエンパイアステートビルも美しい限り。マンハッタン内はもちろん、ブルックリンやクイーンズ、隣の州ニュージャージー対岸から望むエンパイアステートビルも外せないポイントです。
エンパイアステートビルはイベントや祝日にあわせてライトアップの色が変わります(通常は白いライト)。
ライトアップの色は公式サイト(↓)で確認可能。
https://www.esbnyc.com/…
2021年3月1日~の年内展望台の営業時間は以下の通り。
3月1日~13日:12PM~9PM
3月14日~28日:1PM~10PM
3月29日~4月11日:11AM~11PM
4月12日~6月30日:1PM~10PM
7月1日~11月24日:11AM~11PM
11月25日~28日:9AM~12AM
12月1日~16日:11AM~11PM
12月17日~31日:9AM~12AM
※今後変わる可能性もあり
【ニューヨークの地下鉄駅でも”タッチ&ゴー”が主流に!?】
ニューヨーカーのみならず、世界中から訪れる観光客にとってもニューヨーク市内の移動手段として、なくてはならない地下鉄。1904年に開通したニューヨークの地下鉄、何と今年で117年の歴史を迎えます。激動のニューヨーク史と共に地下鉄も修復、改良され今に至りますが、この度、ニューヨークの地下鉄に大きな変革期が訪れています。
ずばり、地下鉄の改札に「タッチ&ゴー」のシステムが導入!
日本ではかなり前から「Suica」や「Pasmo」等の名で既に浸透していたICチップ付カードでの自動改札通過ですが、これがニューヨークでも可能になったのです。その名も「OMNY」。
メトロカードを改札の専用口に通し(この作業、何気にコツがあり、初めてカードを通すのに苦労する人もいたり…)鉄のバーが解除されていたのですが、この度メトロカードが不要となり、銀行カードやクレジットカード、デビットカード、携帯電話端末などを専用の液晶にかざすと改札が解除される仕組みです。2020年12月31日に、このOMNYシステムがニューヨーク市内全ての地下鉄駅(472の駅)に導入完了。現在は既存のメトロカードの改札も併用していますが、2023年にはメトロカードが廃止となり、全ての地下鉄改札はOMNY仕様となる見込み。
パンデミックの影響で、2020年の地下鉄利用客は前年(2019年)比70%減とあり、利用客はぐんと減っているのが現実ではありますが、この先、再びニューヨークへやってくる観光客にとっても目新しいニュース&体験になるのではないでしょうか!?このOMNYは市内のバスでも使用可能。既にバスにも取り付けられています。
ちなみに、現在あるメトロカードが導入されたのは、1993年のこと。その前はトークンというコインが使われており、トークンが登場したのが1953年。その後、メトロカードと併用されていましたが、2003年にトークンが完全廃止に。
ニューヨークの地下鉄改札の歴史:
トークン(1953~2003)→ メトロカード(1993~2023)→ OMNY(2019~???)
50年続いたトークンからメトロカード(30年)、そして新たなOMNYはどのような地下鉄時代を築いていくのか…こうご期待!
新年を迎え、ホリデーシーズンも終了。
11月中旬から華やかな飾りつけに包まれたニューヨークの街中も徐々に静けさを取り戻していきます‥が、今回は、ホリデーシーズンが終わってもニューヨークらしい冬を満喫できるスポットをご紹介!
ずばり、ブライアントパーク内のウィンターヴィレッジにあるスケートリンクです。
ブライアントパークと言えば、市内ではセントラルパークに続く有名な公園。ミッドタウンのど真ん中、ニューヨーク公立図書館に隣接しています。
ビル群に囲まれた小さな公園ですが、平日の昼時はその界隈で働くニューヨーカーのランチスポット&憩いの場所になっています。
そんなブライアントパーク、毎年冬は姿を変えて人々を楽しませてくれるのですが、その目玉のひとつが、スケートリンク!
通常(春~秋)芝生広場になっている部分が、冬場はスケートリンクに大変身。10月後半~ホリデーシーズン中はこの周りにホリデーマーケットとしてお店の数々が並ぶのですが、それらお店が撤退した後(ホリデーシーズン終了後)も、このスケートリンクは健在!
今年は3月7日までオープン予定、利用の際はオンラインでの事前予約が必須です。
嬉しいのが、このスケートリンク自体の使用料は無料!スケート靴を持っている人は、無料でスケートが楽しめます。
スケート靴のレンタルもあり(大人$21~)。
そして、何よりものポイントは…このリンクからエンパイアステート・ビルが望めること!
ライトアップされたエンパイアステートビルをはじめとする高層ビル群に囲まれながらのスケート、何て贅沢且つ、ニューヨークらしい冬の体験でしょう!?
ニューヨークの冬のアトラクションとして、ぜひともお見逃しなく!
※このウィンターヴィレッジ(バンク・オブ・アメリカが公式スポンサー)は今年で19年めを迎えました。
Winter Village at Bryant Park
https://bryantpark.org/…