【スポーツ・エンタメの再開続々と】
3月に入り、ニューヨーク市内の様々な経済活動再開に動きが出てきています。
ニューヨーカーにとってはもちろん、この街を訪れる観光客にとっても魅力的なアトラクションであるスポーツとエンターテイメント。この1年ほどは観客なしもしくは閉鎖となっていましたが、ようやく…!再開となります。
◆スポーツ:
アリーナやスタジアム内に観客を入れての観戦再開。マスク着用ソーシャルディスタンス要、収容率10%、スタッフ・観客は72時間以内のコロナ感染陰性証明必要…その他の規定もあり(詳細確認要)。
ニューヨーク市では、2月23日にマディソンスクエアガーデンにてNBA/ニューヨーク・ニックスのホームゲームが行われました。
◆映画館:
本日(3月5日)より、約1年ぶりの再開に。マスク着用、ソーシャルディスタンス要、収容率は25%(最大50人まで)の規定あり。
◆ライブパフォーマンス:
4月2日より、コンサート、ライブ、演劇などのライブパフォーマンスが再開。マスク着用、ソーシャルディスタンス要。収容率33%(屋内は最大100人、屋外は最大200人)。
※加えて、COVIDテストの陰性証明があれば、屋内で最大150人、屋外で最大500人までのイベントが可能
◆リンカーンセンターが屋外でパフォーマンス!:
METオペラやニューヨークフィルハーモニック、バレエ…と、ニューヨークのエンタメを牽引する存在のリンカーンセンターが、屋外のパフォーマン&リハーサルススペースを4月7日にオープンすると発表しました。
http://www.aboutlincoln…...
青空のもとで楽しむカルチャー&アート、パフォーマンス、どんな風になるのか楽しみですね。
レストランやカフェ、バーなどの飲食に加え、エンタメやスポーツ産業の再開は観光客にとっても朗報です。
自由な海外渡航まではまだ時間がかかりそうですが、ワクチンの普及と共に一歩ずつの前進を信じて私達も進んでいきたいものです。
【ニューヨークの地下鉄駅でも”タッチ&ゴー”が主流に!?】
ニューヨーカーのみならず、世界中から訪れる観光客にとってもニューヨーク市内の移動手段として、なくてはならない地下鉄。1904年に開通したニューヨークの地下鉄、何と今年で117年の歴史を迎えます。激動のニューヨーク史と共に地下鉄も修復、改良され今に至りますが、この度、ニューヨークの地下鉄に大きな変革期が訪れています。
ずばり、地下鉄の改札に「タッチ&ゴー」のシステムが導入!
日本ではかなり前から「Suica」や「Pasmo」等の名で既に浸透していたICチップ付カードでの自動改札通過ですが、これがニューヨークでも可能になったのです。その名も「OMNY」。
メトロカードを改札の専用口に通し(この作業、何気にコツがあり、初めてカードを通すのに苦労する人もいたり…)鉄のバーが解除されていたのですが、この度メトロカードが不要となり、銀行カードやクレジットカード、デビットカード、携帯電話端末などを専用の液晶にかざすと改札が解除される仕組みです。2020年12月31日に、このOMNYシステムがニューヨーク市内全ての地下鉄駅(472の駅)に導入完了。現在は既存のメトロカードの改札も併用していますが、2023年にはメトロカードが廃止となり、全ての地下鉄改札はOMNY仕様となる見込み。
パンデミックの影響で、2020年の地下鉄利用客は前年(2019年)比70%減とあり、利用客はぐんと減っているのが現実ではありますが、この先、再びニューヨークへやってくる観光客にとっても目新しいニュース&体験になるのではないでしょうか!?このOMNYは市内のバスでも使用可能。既にバスにも取り付けられています。
ちなみに、現在あるメトロカードが導入されたのは、1993年のこと。その前はトークンというコインが使われており、トークンが登場したのが1953年。その後、メトロカードと併用されていましたが、2003年にトークンが完全廃止に。
ニューヨークの地下鉄改札の歴史:
トークン(1953~2003)→ メトロカード(1993~2023)→ OMNY(2019~???)
50年続いたトークンからメトロカード(30年)、そして新たなOMNYはどのような地下鉄時代を築いていくのか…こうご期待!
新年を迎え、ホリデーシーズンも終了。
11月中旬から華やかな飾りつけに包まれたニューヨークの街中も徐々に静けさを取り戻していきます‥が、今回は、ホリデーシーズンが終わってもニューヨークらしい冬を満喫できるスポットをご紹介!
ずばり、ブライアントパーク内のウィンターヴィレッジにあるスケートリンクです。
ブライアントパークと言えば、市内ではセントラルパークに続く有名な公園。ミッドタウンのど真ん中、ニューヨーク公立図書館に隣接しています。
ビル群に囲まれた小さな公園ですが、平日の昼時はその界隈で働くニューヨーカーのランチスポット&憩いの場所になっています。
そんなブライアントパーク、毎年冬は姿を変えて人々を楽しませてくれるのですが、その目玉のひとつが、スケートリンク!
通常(春~秋)芝生広場になっている部分が、冬場はスケートリンクに大変身。10月後半~ホリデーシーズン中はこの周りにホリデーマーケットとしてお店の数々が並ぶのですが、それらお店が撤退した後(ホリデーシーズン終了後)も、このスケートリンクは健在!
今年は3月7日までオープン予定、利用の際はオンラインでの事前予約が必須です。
嬉しいのが、このスケートリンク自体の使用料は無料!スケート靴を持っている人は、無料でスケートが楽しめます。
スケート靴のレンタルもあり(大人$21~)。
そして、何よりものポイントは…このリンクからエンパイアステート・ビルが望めること!
ライトアップされたエンパイアステートビルをはじめとする高層ビル群に囲まれながらのスケート、何て贅沢且つ、ニューヨークらしい冬の体験でしょう!?
ニューヨークの冬のアトラクションとして、ぜひともお見逃しなく!
※このウィンターヴィレッジ(バンク・オブ・アメリカが公式スポンサー)は今年で19年めを迎えました。
Winter Village at Bryant Park
https://bryantpark.org/…