【国内の全てのホーカーで喫煙を禁止に】
シンガポールの環境水資源省(MSE)は、シンガポール国内にある全てのホーカーセンターのダイニングスペースを禁煙にする方針を明らかにしました。MSEのグレース・フー大臣は、4日の書面協議の回答で、この計画は、食事する人を受動喫煙から守り、より快適な食事環境をつくるためとのこと。
2020年12月の時点で、国内に114あるホーカーセンターのうち、27箇所が、喫煙コーナー設置していると、フー大臣は言及。これらの喫煙コーナーは、修理や改装によって段階的に撤去されるようです。
【シンガポールは雨季真っ只中】
2021年に入ってもシンガポールでは風雨が続いています。元旦から2日にかけ雨がやまず、チャンギエリアで観測された降水量は、この2日間だけで1月の平均降水量を上回りました。
1月2日の正午から午後7時にかけて、210.6ミリの豪雨が観測されました。
シンガポール国家環境庁(NEA)は2日に先立ち、2日の降雨量は過去39年の記録の中で、1日当たりの降雨量としては上位1%のあたるほどの量になるとの予測を立てていました。
気温の低さも際立ちます。NEAによると、2日の最低気温は午後7時、ニュートンでの21.1度でした。これは、23~33度程度との予測を下回りました。年中半袖で過ごせるシンガポールなのですが、ここ最近は肌寒く感じる日があり、セーターや長袖を着込む人も多く見かけます。
大雨や低気温は2、3月も続く可能性があるそうです。
シンガポール政府は10月20日、新型コロナウイルスの感染に対するPCR検査と感染者の行動追跡を強化していること、市中感染者がこのまま低く抑えられていることを前提として、2020年末までに、行動規制レベルを1つ緩め、フェーズ3に入る可能性があると発表しました。フェーズ3とは、6月2日に解除された外出制限措置「サーキットブレーカー」後の経済活動の再開を3段階に分けた最終段階です。
現在はフェーズ2で、フェーズ3になると現在は5人までに制限されているレストランや自宅でのパーティーの参加人数が、8人までに拡大されるということです。
また、博物館や宗教の礼拝所、冠婚葬祭などのイベントで集まれる人数を50人までとなります。
クリスマスには、小さなパーティーができるようになるかもしれませんね♪