壁画は州の保健担当官のボニー・ヘンリー医師。3月11日からほぼ毎日、記者会見で新型コロナウイルス感染の現状を発表。彼女が穏やかな声で唱える「冷静に、親切に、ご安全に。Be calm, be kind, be safe. 」が有名になり、ファンが急増。地元アーティストがギャスタウンに描きました☆
ホワイトホースのオーロラで有名なユーコン準州と、日本からの玄関口、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の在住者は、感染者数が低いままであれば、7月1日から自由に行き来ができるようになります。14日間の自主隔離も不要です。バンクーバーから空路でホワイトホースに行き、例年通り8月中旬から夏のオーロラが楽しめるかもしれません。
6月1日にカナディアンロッキー地区の観光の中心であるバンフ国立公園の入園規制が一部解除され、それに合わせて一時休業しておりました有名なフェアモント・バンフスプリングスホテル、フェアモント・シャトーレイクルイーズが一部の館内のレストランやテナントショップを除いて再開致しました。各地の湖へ通じる道路等も開き始めています。氷河の上を走行するコロンビア大氷原の雪上車観光も6月19日の再開を予定しているそうです。
【プリンスエドワードアイランド州】赤毛のアン 3月半ばからの新型コロナウイルス感染者数が27人で、全員が完治。6月から経済再開の第3段階に入り、飲食店の店内サービスや小売店、釣りなどの屋外レクリエーションが再開します。州外からの旅行者は14日間の自主隔離が必要で、空港や港、コンフェデレーション橋に検問があります。 【ユーコン準州】ホワイトホース・オーロラ 非必須事業も公衆衛生ガイドラインに沿って営業を再開しました。6月4日からはキャンプ場も利用可能に。2家族10人までなら集まることが許されています。ワクチンが開発されるまで接触の多いスポーツは禁じられています。州外からの旅行者は現在受け入れていません。 【ノースウェスト準州】イエローナイフ・オーロラ 各種医療サービスは再開しましたが、非必須事業はまだ休業中。ラグビーを除く屋外スポーツは解禁。公立学校は限定的に授業を再開。対人距離を保てば、25人までの屋外イベントは可能。高度医療施設が限られているため、州外からの旅行者は訪れることができません。
【オンタリオ州】トロント・ナイアガラの滝 最初に再開したのは、園芸店や自動車販売店、ペット用品店で、道路に入口があれば他の小売店も営業可能。歯科医などの医療サービス、家政婦、ベビーシッターも条件が整えば可能になりました。公立学校は9月までオンライン授業のみ。州外への旅行は極力避けるように要請されています。 【ケベック州】モントリオール・ローレンシャン高原・ケベックシティー 新型コロナウイルスの影響が深刻なこの州では、ショッピングセンター以外の小売店が営業再開。カヌーや乗馬など屋外の非接触型スポーツは解禁。屋外に限り最大10人まで集まることが可能。首都オタワと隣町のガティノーなど州境での検問は除かれましたが、州外への旅行は推奨されません。
【ブリティッシュコロンビア州】バンクーバー・ビクトリア 経済再開の第2段階に。対人距離などの条件を満たせば、飲食店、小売店、ヘアサロン、図書館、博物館、保育施設、屋内ジム施設、州立公園、キャンプ場などは営業が可能です。映画館やホテルは7月に再開予定。ただしこの夏は、州外への旅行は避けるように要請されています。 【アルバータ州】バンフ・ジャスパー・カルガリー 小売店や美術館、デイケア、サマーキャンプ、教会などが順次再開。飲食店は収容人数の半分で営業。最大50人までの屋外イベントは可能。長距離バスのレッドアローは7月14日まで運休。バンフのホテルや観光施設は6月上旬から徐々に再開しますが、本格稼働は7月以降になる予定です。
5月29日現在、入国が許可されているのはカナダ国籍者、永住権者,航空クルー,外交官,カナダ国籍者の家族,米国籍者、一部の労働又は学生ビザ受給者にに限定されており、カナダ国外から飛行機で渡航されて来られる方は、自宅、宿泊施設等、確認が出来る場所で、14日間の自己隔離が義務付けられております。また、アメリカ合衆国との陸路での国境も現在閉鎖されております。もちろん物流、貿易関連などの必須の事業者における渡航はこの限りではなく、出入国が許可されています。
徐々に活気を取り戻しているバンクーバーでは、スーパーマーケットでも入場制限をしていますが物資が無い等困った事案はありません。またレストランやパブでも満席時の50%のテーブル利用率にとどめ、パティオと呼ばれる外テーブルエリアを新たに造成して、換気効率の良い環境で召し上がって頂けるようにしています。公共交通機関も通常時の運航本数ですし、ソーシャルディスタンス等、規制はあるものの以前の環境に戻りつつあります。
13の州と準州に分かれているカナダでは、それぞれの州によって対応が違いますが、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州やカナディアンロッキーの玄関口、アルバータ州においては、依然、公共施設や博物館、アトラクション施設においては入場制限等があるものの、国立・州立公園も含め、6月1日を目途に徐々に再開していく予定です。一方、トロントやナイアガラの滝があるオンタリオ州や、モントリオール、ケベックシティーがあるケベック州では新感染者数が下がってはいませんが小売店が再開する等、動きが出てきています。
現状のツアーに加えて専任ガイド、専用車でご案内するお一組様限定商品のラインナップをさらに増やしていこうと思っております。ガイドにおいては、マスクの着用、消毒液持参を原則とし、車両においては、*運行前の車内消毒*乗車口での消毒液常設*ドライバーのマスク着用*定期的な車内換気をし、皆さまが安心でお越し頂けるようにしていきたいと思います。