西オーストラリア州では今年1月末に確認された1人の方以外は去年4月以来、新型コロナの市中感染が確認されていません。今月13日に州内の選挙が行われ、州境をまたぐ移動制限をはじめ現知事のコロナ対応が評価され、再選を果たしました。最近、全国的にも市中感染が少ない状態にあり(今年は全国で市中感染が確認されなかった日が昨日の時点で計46日間)、国が国内旅行を促す政策を発表しました。
医療従事者や高齢者などを優先にワクチンの接種が始まり、約24万人がその1回目の接種を既に受けているそうです。今後の接種状況などによりますが、また日本の観光客の皆さんに来て頂けるのは、ニュースによると10月以降になりそうです。また後日に最新情報を改めてお伝えします。
先日、パース中心街からフェリーに乗って日帰りでロットネスト島へ行ってきました。綺麗なビーチが沢山ありますが、何といっても「クオッカ」が可愛いです!クオッカとは、カンガルーやワラビーの小さな仲間で、口角が上がっていて微笑んでいるように見えることから『世界一幸福な動物』といわれています。西オーストラリア州南ならではの有袋類で、ロットネスト島には1万匹も居て昼間でもすぐに会えます。次の写真は先日行った時に撮った、その1匹です。
1月31日にパース・西オーストラリア州で約10ヶ月ぶりに新型コロナの市中感染が確認されました。31日にパース市内にある、帰国者等が2週間の隔離生活を送る検疫ホテルで働く警備員1人が変異株に感染したと判明し、直近のオフの日にパース市内外あちらこちらへ移動されていたということを踏まえ、31日18時からパースと他の州南が5日間のロックダウンに入りました。
州民のマスクの着用が義務になって計約6万人が検査を受けて、幸い新たな感染が確認されることなく、一昨日ロックダウンが予定通り解除されました。休業を余儀なくされていたお店や持ち帰りのみになっていたレストランなど、それぞれの面積によって(4平方メートル毎に客1人)収容を制限した上で営業しています。今月13日までマスクの着用が法律で定められています。1日にはマスクを着けないで町に出た人が警察に無料のマスクを提供されても着用を拒否したため、逮捕されたという極端な事例もありました。