3月3日(水曜日)、引き続きツアーの様子をレポートします。
3日目の最終日はモニュメントバレーのグールディングス・ロッジから始まります。
以前にもモニュメントバレーに関してレポートしてますが、ナバホ居住区内の行動制限により現在も観光地は閉まっております。
モニュメントバレーの渓谷内へのアクセスも出来ない為にここを訪れる観光客も少なく静まり返っています。
ハリウッド映画のロケ地として世間に知られる前の時代にタイムスリップしてしまったような静寂な世界を今なら体験できるのかもしれません。
担当ガイドから届いたモニュメントバレーの旬な写真を投稿します。
夕日に染まるモニュメントバレー。
朝日が上がるモニュメントバレー。
フォレストガンプポイント。
今週の金曜日からMGMグループ(MGM グランドをはじめとした)のプールがオープンします。
ラスベガスストリップの巨大カジノホテルのプール開きです。
プールの中にいる時、飲食以外の際はエリア内のマスク着用が義務づけられています。
ただいよいよ夏へ向けて街が動き出します。
そんなラスベガスではスーパーマーケットでも
ビデオポーカーが出来るという動画をお楽しみください。
https://youtu.be/OA-kic…
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3月2日(火曜日)、昨日に引き続きツアー中のガイドよりグランドキャニオンの美しい朝日の写真が届きましたので投稿します。
まだまだ早朝の冷え込みは厳しく気温はマイナス5℃。
しかし雲一つない晴天で、日の出とともにゆっくりとグランドキャニオンの渓谷に陽が差しこんで明るくなっていくのを見ていると、いやな事も全て忘れて晴れ晴れとした気持ちになります。
今はまだグランドキャニオン国立公園の東口が閉鎖しているので、この後のモニュメントバレーへの移動は1時間半程度迂回が必要になります。
今回の参加者はニューヨーク在住のご夫婦ですが、お二人だけの時間を満喫して頂いてます。
ネバダ大学ラスベガス校UNLVで実施しているコロナワクチンの集団予防接種が65歳の一般市民まで引き下げられた。これまでは70歳以上だった。
また一回で済むジョンソン&ジョンソンのワクチンも認可されいよいよコロナ収束へ向けて加速度を増すアメリカ。
そんなアメリカの母なる道ルート66を復活させた町セリグマンの超アメリカンなハンバーガーはこちらから
https://youtu.be/4SIukq…
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2月24日、グランドキャニオンに行ってきました。
「あなたの代わりに卒業旅行に行ってきます!」
の2回目の催行で、4名の参加者に代わって
4匹のテディベアを連れて行きました。
2週間前とは大違いで天候も良くポカポカ陽気でした。
担当ガイドと一緒に参加者に喜んでもらえるテディベアのスナップ写真を、
ああでもないこうでもないと言いながら沢山撮影してきました。
そばを通りがかったアメリカ人の観光客から「かわいい!」
とか「何の撮影?」とか沢山声をかけてもらい、
企画の内容を説明すると感激していました。
まだまだ生身の人間を観光案内できるのは先かもしれませんが
お客様を楽しませたり感動を与える事は
今の状況でも出来る事はあると信じてやってます。
明日のZOOMでの参加者への写真のお披露目が
楽しみです!
ラスベガスのあるネバダ州最新の発表で、1日の新型コロナ感染者516人、死者16人。検査の陽性率は8.6%で昨年の10月下旬のレベルまで下がったという事です。
このままのペースで新型コロナは収束して欲しいものです。
旅行業のみならず特に飲食業を営まれている方々にとっても悲願だと思います。
そんなラスベガス飲食のクオリティーの高さを感じていただける動画はこちらから
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2月16日から2泊3日でグランドキャニオンの谷底でキャンプをした体験記を投稿します。(パート3)
2月18日(3日目)
谷底のキャンプ場は今朝もかなり冷え込んでいた。
まだ外が薄明るい時間からアダムが朝食の準備を始めていたので、寒さをこらえて寝袋から出る事にした。
今日はいよいよ登山の日。計画では一昨日の下山とは別のブライトエンジェルトレイルを休憩も入れて8時間で登る予定だ。
朝食を済ませテントを片付けて8:40にキャンプ場を出発した。前半はコロラド川を見ながら少しずつ高度を上げて行く。
この日は天気も良く歩き始めて1時間もすると日陰が少なくなり、シャツ1枚でも寒さが気にならないほどだった。これが夏場だったらと想像すると恐ろしくなった。
出発して3時間半で中間地点のインディアンガーデンに到着。
そこでゆっくりと昼食を取りながら1時間ほど休憩をした。
午後1時、頂上を目指して出発。
距離はキャンプ場からインディアンガーデンまでとあまり変わらないが、高低差が後半の方が倍近くあるので体力的にきつくなる。
まずは3マイルレストハウスを目指す。3~5億年ほど前の時代の堆積岩をしばらく登るのだが、注意して回りの岩を見るとそこには三葉虫やアンモナイトの化石を見る事ができる。
3マイルレストハウスの少し前からトレイルが雪で覆われ始めた。
少し休憩して次に目指すは1.5マイルレストハウス。
ここから頂上までは陽の当たらないスイッチバックをひたすら上り続ける。気温もぐっと下がり数日前に降り積もった雪が凍っていて何度も滑って転びそうになった。
1.5マイルレストハウスまで来ると頂上もかなり近く見えてくる。同時に人の交通量も増えて簡単な体験ハイキングを楽しむ観光客と何度となくすれ違う。
午後5時、ゴール!
見慣れたはずのブライトエンジェルロッジを見るのが今日だけはすごく嬉しく思えた。
と同時にものすごい達成感が沸いてきた。(おわり)
2月16日から2泊3日でグランドキャニオンの谷底でキャンプをした体験記を投稿します。(パート2)
2月17日(2日目)
グランドキャニオンの谷底の夜明けは遅くて7時でもまだ暗かった。
通常グランドキャニオンの谷底の気温はラスベガスと同じくらいとだと言われてますが、この日はグランドキャニオン全体が冷え込んで渓谷の上では最低気温が-14℃で我々が一夜過ごした谷底でも-2℃だったのでテントの中に置いていたボトルの水も少し凍っていました。
昨夜にキャンプ場に着いた時にはすでに日が暮れて真っ暗で何も見えなかったが、起床してテントから出て目にした景色は最高だった。
朝食を済ませてから我々が目指したのは「リボン滝」。
グランドキャニオンのノースリムに続くノースカイバブトレイルを片道10キロほど歩いた場所にある。昨日とは違って比較的平坦な道をブライトエンジェルクリーク(川)に沿って渓谷を進んでいく。終始川の流れる音をBGMにしながのハイキングは乾いた砂漠の地にいる事すら忘れてしまいそうだった。
写真を撮ったりしながら約2時間半歩いたらリボン滝に到着。
水が流れ落ちる場所にはこけや水草が茂っていて陽が当たると緑色に輝いて、なんとも幻想的で不思議なパワーを発しているようにも感じた。
滝の景観を楽しみながらゆっくりと昼食を取り、キャンプ場への帰路についた。
途中キャンプ場の手前のファントムランチ(宿)で何か記念の土産物でも買おうかと立ち寄ったが、コロナの影響で宿以外の施設は営業していないとの事だった。ファントムランチはグランドキャニオンで唯一の谷底の宿でしかも最も予約の取れない宿泊施設ですが、このコロナ過では宿に寝泊まりする事だけで名物のステーキディナーも食べる事が出来なくなっています。
前日の疲労も残っていたのでこの日の行動はリボン滝へのハイキングとキャンプ場近くでコロラド川を眺める程度でほどほどにして終了。(続く)
2月16日から2泊3日でグランドキャニオンの谷底でキャンプをした体験記を投稿します。
2月16日(1日目)
気温マイナス1℃の中、お昼頃サウスカイバブトレイルから下山開始。
メンバーは30代・40代・50代のおじさん4人。その内1名は弊社が誇る日本語山岳ガイドのアダムで、彼はグランドキャニオンに100人もいないライセンスガイドの1人。
今回は谷底のキャンプ場で2泊するので各々でテントや寝袋・水や着替えを背負って行きましたが、不慣れな我々は12キロ前後の荷物でもフラフラ、アダムは3日分の全員の食料や道具など30キロを超える荷物を余裕でかついでいた。
トレイルには週末に降り積もった雪が10cm程度残っており、その状態は上から3分の1のところまで続いた。滑らないようにゆっくりと約45分下山してウーアーポイントに到着。
さらに2時間下山してスケルトンポイントに到着。ここまで来ると足元の雪もなくなり、上を見上げるとかなり下りたのを認識できる。この時点でキャンプ場まで半分弱下りたことになる。
さらに1時間半下山してザ・ティップオフに到着。上から3分の2下がったことになる。谷底のコロラド川の流れる音もはっきりと聞こえてくる。
最後の力を振り絞って2時間弱下山してゴールのブライトエンジェルキャンプ場(ファントムランチの近く)に着いた時には日も暮れていて、最後の30分は真っ暗な中懐中電灯のライトを頼りに歩いた。
キャンプ場には水洗トイレがありますが、この数日は水道管の工事で水が使えず排泄する度にバケツに15リットルほどの川の水を自分で運んで流さなくてはいけなかった。
暗闇の中で各々のテントを設営して待ちに待ったキャンプ飯!
アメリカはほとんどの国立公園で焚火が禁止されているので、今回のキャンプでも調理はお湯を沸かすことしかできない。アメリカで売られているインスタント食品は正直あまり味を期待していなかったけど、今回のキャンプ用の食事は驚くほど美味しかった。
ビールで乾杯して1日の達成感に浸り、上を見上げるとそこは見た事もないくらいの満天の星空があった。
1日目の歩行距離は約12キロで高低差は約1500メートル。上から谷底まで休憩も入れて約7時間歩きました。
初めてのバックパッキングINグランドキャニオンの初日はこれで終了。(続く)