ロシア・サンクトペテルブルク市は、気持ちのいい快晴の日が続き、ロシア国内からの観光客で賑わっています!
2021年7月20日(火)現在 サンクトペテルブルク市
感染者 507,507 名(昨日より+1934名)
死者 18,424 名(昨日より+98名)
(ヤンデックス統計より)
モスクワでは感染が再拡大していて、新規感染者数が増えていますので、6月中旬にソビャーニン市長は新たな制限を発表しました。6月28日からモスクワにある飲食店に入店する際にQRコードを提示すると義務づけられました。QRコードを持っていない人は飲食店の中に入ることができません。
QRコードを取得できる方:
- 2回のロシア製のワクチン接種を終えた人
- 半年以内に感染歴がある人
- 3日以内にPCR検査で陰性確認された人
QRコードをもらうためにモスクワ政府サービスポータルで特別なフォームの入力が必要です。レストラン業界によると、売上収益が75%に減少しましたので、飲食店のテラス席の利用する場合、QRコードの提示が不要だと決定しました。今、多くのモスクワ人はテラスで食事を食べながら夏の素敵な時間を過ごします。
2021年7月8日、 モスクワ市:
感染者数 - 1 411 491人 (+6040人)
死者数 - 23 328人 (+109人)
回復者数 - 1 207 500 人(+6805人)
6月中旬からモスクワでは新型コロナウイルスの感染拡大が継続しており、入院中の人は180663人いて、高い水準で推移しています。
夜中にあがる、跳ね橋ツアーの観光船に乗るのも、この季節の楽しみの一つ。
この暑さから涼を求めて、ネバ川周辺の陸にも、その様子を見守る人が大勢集まってきています。
船のほうは、バンドマンが乗っていたり、DJが盛り上げたりと、趣向が凝らされたパーティー船もあって、ネバ川上も大変にぎやか。
そこには、短い夏を懸命に楽しもうとする、ロシア人の姿が見られます。
白夜も最高潮の、6月中旬から、サンクトペテルブルク市は記録的な猛暑が続き、連日30度超え。
事務所や飲食店にはクーラーが設置されているものの、一般庶民の家には、冷房がない場合も多く、暑いのが苦手な人は、少々夏ばて気味。
一方で、この好天ならではの、美しい白夜の夕焼けの写真が、日々SNSを飾って人々を魅了しています。
ロシア・サンクトペテルブルグ市 6月24日現在(ヤンデックス統計調べ)
感染者数 461701人(前日比 +1143人)
死者数 15695人 (前日比 +99人)
新規感染者数、じわじわと増えてきています。
それに伴い、市政府より再び感染拡大防止措置の発表(6月17日以降実施)がありました。
主なものとして
1.フードコートの営業禁止(宅配・テイクアウトサービス、駅・空港・ガソリンスタンド内の店舗等は除く)
2.午前2時から午前6時までの飲食店の営業禁止
3.屋内遊園施設の営業禁止(水族館、アクアパーク、図書館、スポーツジムを除く)
4.映画館の観客数は定員の50%までに制限
5.屋内外イベントは参加人数の上限を3000人に制限
6.75人以上参加の集会でのマスク着用の義務化
また、6月11日に開幕したサッカー欧州選手権(UEFA EURO2020)にも影響が出ていて、ファンゾーンでの食べ物の販売が禁止になっています。
6月11日からEURO2020が開催されます。もともとその大会が2020年に催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で2021年に延期となりました。EURO2020は12ヵ国で分散開催されます。その国の中にロシアもあります。7試合はサンクト・ペテルブルクで行われますが、モスクワにルジニキ・スポーツアリーナでファンゾーンが設置されて、ライブのサッカー放送の試合のために大型スクリーンが設けられます。入場は無料ですが入場制限がありますので、EURO2020の公式サイトで事前の登録が必要です。多くのロシア人はサッカーが好きですから試合観戦を楽しみに待っています。
2021年6月10日、 モスクワ市:
感染者数 - 1 214 459人 (+5245人)
死者数 - 20 711人 (+63人)
回復者数 - 1 084 914人(+2671人)
モスクワでコロナウイルスの状況に大きな変化はありません。新型コロナの制限措置は同じままですが、今週、感染者数が増えていますので、モスクワ政府はコロナウイルス対策を強化すると発表しました。
5月27日は、サンクトペテルブルグ、街の記念日です。
それに合わせて、第29回「白夜の星たち」と銘打った音楽祭が、マリインスキーの3劇場で始まります。
海外からの観光客の受け入れは難しいでしょうが、その分国内旅行に出かける人も多く、
実は昨夏も、ネフスキー通りは、外国語が聞こえてこないだけで、いつもと変わらないような人出でした。
友人の話によると、先日出かけたマリインスキーのコンサートホールは、満席状態だったとか。
観光客が少ないことで、むしろ地元民はチケットが取りやすいのかもしれません。
音楽祭を心待ちにしているという声があちこちから聞こえてくるこの頃です。
小中高校は既に夏休みに入ったところも多く、夏の観光シーズンに向け、街は準備をスタート。
この時期の風物詩と言えば、カフェやレストランのテラス席の設置。
そして、それに伴う植物の美しい植え込み。
街の美しさに、植物たちが更なる生命力を与えてくれているようで、嬉しくなります。
まだ気温は安定しませんし、お天気も変わりやすい時期ですが、白夜の高揚感が感じられます。
ロシア・サンクトペテルブルグ市 5月25日現在(ヤンデックス統計調べ)
感染者数 434677人(前日比 +844人)
死者数 14123人 (前日比 +46人)
新規感染者数は、数日800人台で、高止まりの状況といったところです。
「ペテルゴフ宮殿」庭園の噴水が、4月24日からスタート。
(入場時間 10:00~19:45)
今年は噴水が開設されて、300周年の記念すべき年を迎えます。
爽やかな新緑の息吹を感じ、水の演出と散策を楽しむ人が増えることが予想されます。
尚、宮殿内の見学ツアーに関しては、入場制限があり、マスクの着用が義務付けられています。
また宮殿の「下の庭園」へ向かう水中翼船も、噴水開始に合わせて運航が始まります。
ネヴァ川の風を浴びて船に乗りこむ高揚感といったら、これはもう格別。
「白夜」に向かって、街は一気に活気を取り戻して行くことでしょう。