2021年5月11日 モスクワ市:
感染者数 - 1 121 912人 (+2628人)
死者数 - 18 954人 (+61人)
回復者数 - 1 012 703人(+2051人)
ゴリコワ副首相によると、ゴールデンウィークによりコロナウイルスワクチン接種を希望する人の割合が減少したそうですが、ロシアのプーチン大統領は10日(月)、これまでに2150万人が新型コロナウイルスワクチンを接種して、その人々の中で2回の接種を完了した人数は940万人、1回接種した人数は1210万人だと発表しました。全世界でコロナウイルスとの戦いが続いていますね。
モスクワには昔ながらの外観を残している建物がたくさんあります。その中でも、120年もの歴史のある「エリセーエフスキー」という高級食料品店が有名なところでしょう。
「エリセーエフスキー」は世界で一番美しい食料品店だと言われていて、ロシアのガイドブックにも必ず載っています。店内の内装がネオ・バロック様式風で、20世紀初頭の歴史や雰囲気を残しています。
伝統的な商店でありながら、近代的なスーパーとして進化しました。2005年から「アールエ・パルサー」を経営するスーパー企業が運営していますが、今月の初めに非常に残念なニュースが発表されました。「エリセーエフスキー」はモスクワ市との店舗の所有権争いが解決できないため、今年4月11日に閉店するとのことです。
モスクワ政府は文化財として保存しようとしていますが、今のところ商店の未来は不明です。
サーカスの入場に関して。
スムーズな入場を図るために、来場は開演30分前までにとの推奨がされています。
入り口では検温(37.2度以下が目安)、マスク、手袋着用。
演技見学中にもマスクを外さないことや、席を勝手に動かない等、ソーシャルディスタンスの保持が求められています。
現在、小中高校は、春休み期間に入りました。
今年は3月に入ってもマイナス20度を超える日がありましたが、
ここにきて、ようやくプラスの気温が続き、好天の春らしい日差しも感じられ始めました。
とはいえ、親御さんにとっては、子どもたちが楽しめる場所が一つでも多くあることは、さぞや、有難いことだろうと思われます。
ロシア・サンクトペテルブルグ市 3月23日現在(ヤンデックス統計調べ)
感染者数 388657人(前日比 +812人)
死者数 11994人 (前日比 +42人)
3月下旬になり、新規感染者数は900人を切る日が続いています。
居住者にとっては、既にピークアウトの感がありますが、日本と比べると数字にはまだまだの状況。
ワクチン接種希望者も、徐々に増えているようです。
PCR検査だけでなく、ワクチン接種の目安のためにも、抗体の検査を受けるという人も。
接種に際して、通常は、事前に行政機関のアプリから申し込むのですが、街の中心部のファッショビル内に設置された、ワクチンセンターからも申し込みができるようになっています。
モスクワ赤の広場の有名な赤レンガ建物はロシア国立博物館です。博物館にある場所にはロシアでの最初の薬屋とモスクワ大学の校舎がありました。博物館のコレクションは100年間以上集められました。現在収蔵品は450万点超えます。常設展は35のホールに分かれています。1-7のホール:ロシアの原始時代、8-14のホール:古代ロシア文化とモンゴル軍の侵入、15-21のホール:14~17世紀のロシア、22-35のホール:18〜20世紀のロシア帝国の展示となっています。
2月9日は歴史博物館の創立記念日で入場が無料になります。2022年に創立150周年を記念して、様々な面白いイベントを準備する予定です。機会があれば、是非ご訪問ください。
1月15日前後、この冬一番の寒さでした。
スマホの天気予報ではマイナス23度。
街を流れる川の氷も一気に厚くなったことでしょう。
外を歩いていると、マスクから漏れた息で、まつ毛が凍りつく感じです。
大きな回転ブラシをつけた除雪車が、凍り付いた雪をかいていきます。
歩道には転倒防止のため、凍った道の上に塩や砂が撒かれます。
お陰で、転ぶことはないけれど、玄関は砂だらけ、革靴はすぐダメになる・・・、
そんな北国、厳冬下の暮らしです。