カマルドリの修道院はナポリで一番高い海抜485mの丘の上にあります。
ここは14世紀末に当時の人気建築家ドメニコ・フォンターナによって設計されて以来、人里離れた自然の中で祈りと労働に身を捧げる場所であり続けました。今でも信仰に生きるシスター達の姿を見ることができます。
後期ルネッサンス〜バロック様式で飾られた教会内部も見事ですが、ここの一番の見どころはやはり見晴台からの景色でしょう。
ごちゃごちゃしたナポリの市街地の向こうには、ヴェスヴィオ山、ソレント半島、カプリ島やイスキア島、海に突き出したニシダ島、ポッツォーリやバイアまで、ナポリ湾の全てが見渡せ、パノラマ写真を撮りたくなります。
2020年9月28日現在 ロシア・サンクトペテルブルク市
感染者数 42494(前日比 +237)
隔離解除者数 28810(前日比 +119)
死者数 2894(前日比 + 0)
北の都「サンクトペテルブルグ」は朝晩既に10度を切り「黄金の秋」に染まり始めています。
運河を巡る観光船も、乗客の姿が少なくなりました。
市内散策の際、観光客が立ち寄る「夏の庭園」や「ミハイロフスキー庭園」には、
既に落ち葉の絨毯も。
風で枯葉が舞う様子を眺め、そのかすかな香ばしい匂いを胸に吸い込むと、
ロシアの大文豪プーシキンならずとも、「詩」の一節くらい浮かぶ気がしてくるから不思議。
前を行く老いたご夫婦や、湯気の立つトウモロコシをほおばる恋人たちに、
いつも以上にささやかな幸せの大切さを感じます。
観光地の様子
中央のドーム部分が修復中の「血の上の救世主教会」。
30分、60人ごとの入場制限を設け、マスク着用が義務付けられています。
外観は少し残念な姿ではありますが、内部の豪華なタイル画は素晴らしく、観光客を楽しませてくれています。
ナポリのサンタルチア地区は高級ホテルが立ち並び、海に突き出した卵城やヴェスヴィオ山のパノラマが美しいエリアです。
散歩する人や観光客でいつもにぎわっていた海岸通りもロックダウン中は人影が消え、ナポリ人にとってその景色はとても悲しいものでした。
ロックダウンが解除された後、人々も外に出てくるようになり、夏の到来とともにユーロ圏内からのバカンス客もやってくるようになりました。
とはいえ、夕方6時以降は屋外でも(人が集まる場所は)マスク着用が義務なので、いつものおしゃべりに身が入らないのか、静かで落ち着いた雰囲気です。
レストランやカフェテリアはテーブルの間隔を開け、ウェイターやコックさんはもちろんマスク着用です。
長引く辛い状況の中、みんな参ってはいるけれど、やれや れという感じで苦難を受け入れているように見えるのは、何千年もの変動の歴史を耐え抜いてきた彼らのやり過ごし方なのかもしれません。
フィンランドのコロナウイルスの状況のお知らせでございます。
感染者数は1日当たり約15人~100人、死亡者数は1日当たり0人~1人となっております。2週間中の感染者は562人でございます。
フィンランド政府によりますと、各国の感染者数は2週間以内10万人に当り25人の感染者を超えなければ、移動制限は徐々に解除されます。
入国制限では、いわゆる「信号制度」というシステムが使用されております。信号制度によって、すべての国が三つのグループに分けられます。
① グリーングループ
グリーングループには制限がございません。すなわち、観光、商用、就学など、すべての旅行は可能でございます。隔離の必要はございません。
② イエローグループ
商用、就学や、その他緊急の私事事情による入国は可能でございますが、政府に14日間の自主隔離が大変勧められています。観光は不可能でございます。
③ レッドグループ
緊急の私事事情のための入国のみが可能でございます。政府に14日間の自主隔離が大変勧められています。観光、出張、就学などはすべて不可能でございます。
日本は9月19日よりグリーングループに移動されますので、日本住民の方はご自由にフィンランドへの旅行が可能となります。
以上の移動制限は10月18日まで有効でございます。
月曜日(9月14日)は久しぶりにクラスの仲間が全員そろいました。
以前、学校は楽しいところでした!イタリアでは子供たちは友達とたくさん抱擁し、特に男の子は体をぶつけ合って遊びました。
今回、ようやく学校の友達と会えてとても嬉しいですが、以前の学校生活とはずいぶん違います。。。
ロックダウンの間は屋内に、夏の間は広い屋外で遊んでいた子供たちは、ウイルスのことはあまり心配しなくても大丈夫でした。今回学校が始まり、新しいルール(友達の距離、マスク、黙って食べる食事など)と向き合わなくてはなりません。
とまどいながらも、子供たちはウイルスとともに生きる覚悟を高めているように覚えます。
まだ、少しずつ感染者数が増えていますが、手洗いやこまめな消毒を心がけて、今の学校生活が続くように頑張りましょう!
心身ともに健康な毎日がおくれるように心がけましょう。